本記事では、「急に」の言い換え語を解説します。
「急に」とは?どんな言葉
「急に」という言葉は、「ある事柄が非常に早く進行する」さまや「まったく予期していなかったことが前触れなく起きる」様子などを表す文言として使われています。
ビジネスでも使える「急に」の言い換えのお勧め
ここでは「急に」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「途端(とたん)に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あることが行われたその瞬間に」や「〇〇したすぐあとに」などという意味合いの言葉で、「外に出た途端に雨が降ってきた」や「食べた途端にせき込んだ」などという文脈で使われています。
「瞬時(しゅんじ)に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ほんのわずかな時間」や「すぐさま」などを表す言葉で、瞬間的に何かが行われる際に用いられる文言になります。
「たちまち」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「非常に短い時間で」や「思いがけなくある事が発生する」様子などを表し、漢字では「忽ち」と表記されています。
「不意(ふい)に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「思いがけずに何かが起こる」さまや「予期していなかったことが突然発生する」様子などを表し、「不意に雨が降ってきた」や「不意に声をかけられた」などという文脈で用いられています。
「急に」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「急に」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「瞬く間(またたくま)に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「まばたきするほどの短い時間」に例えた言葉で、「ごく短い間」や「その瞬間に」などという意味合いで使われる文言です。
「みるみるうちに」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「見ている間にどんどん」や「見た瞬間に」などという意味合いの言葉で、「みるみるうちに青ざめてきた」や「みるみるうちにお金持ちになった」などという使い方で用いられています。
「せきを切ったように」
◆ 使い方やニュアンスの違い
本来は「川の水が堰(せき)を破って流れ出る」様子から使われ始めた言葉で、「たまっていたものが一気にあふれ出す」さまや「いままでこらえていたものが、一度にまとめて起こる」状態などを示す表現になります。
まとめ
「急に」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語が数多く存在しています。
それぞれの言い回しには急になニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。