本記事では、「」の言い換え語を解説します。
「お叱りをいただいた」とは?どんな言葉
何らかの落ち度があった後に、目上の人から注意をされたことを表す表現です。
いただいたと述べることで、有難いというポジティブな気持ちを含んでいます。
ビジネスでも使える「お叱りをいただいた」の言い換えのお勧め
ここでは「お叱りをいただいた」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お叱りを賜りました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お叱りを賜りましたとは、目上からいただくことを意味する「賜る」を用い、相手から注意されて前向きな気持ちなことを伝える表現です。
「お叱りを賜りましたので気をつけたいと存じます」などと使われます。
お叱りをいただいたより遥かに丁寧な言い方なので、目上に対しては最適です。
「ご叱責いただきました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご叱責いただきましたとは、叱られたことを意味する「叱責」を使い、相手から叱られてポジティブな心持ちなことを言い表します。
「きちんとご叱責いただきまして感謝申し上げます」といった用法です。
ご叱責を使うことで丁寧な印象となり、敬語に相応しいでしょう。
「ご指導いただきました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご指導いただきましたとは、教え導く意味に加えて叱るニュアンスを含む「ご指導」を元にして、相手から叱られて感謝する意味をもつ表現です。
「部下に厳しくご指導いただきまして幸いでございます」などと用いられるでしょう。
目上に対しても違和感ない敬語です。
「お叱りをいただいた」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「お叱りをいただいた」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「叱ってもらえた」
◆ 使い方やニュアンスの違い
叱ってもらえたとは、相手の人から注意をされてポジティブに受け取れた時の表現です。
「彼のことを叱ってもらえて助かりました」という形で使われます。
お叱りをいただいたより、ずっと使いやすい言い回しです。
「お目玉を喰らった」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お目玉を食らったとは、目上の人から叱られる意味を持つ言葉です。
「きのうはお目玉を食らって大変でした」などと用いられます。
「食らった」ので身になったニュアンスが含まれているようです。
カジュアルな言い換えにおすすめします。
「ご一喝もらいました」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご一括もらいましたとは、叱りつける意味がある「一喝」を用いて、それをありがたく思うニュアンスを持つ言葉です。
「ご一括もらいましたので頑張ります」といった用例になります。
言い方を変えれば敬語にも使いやすいでしょう。
まとめ
お叱りをいただいたの言い換えは、ご覧の通り様々にあります。
基本的には感謝の念を含んでいることを念頭に置いて、言葉を選んでみると良さそうです。
