本記事では、「承る」の言い換え語を解説します。
「承る」とは?どんな言葉
承る(うけたまわる)とは「受ける」や「聞く」の謙譲語であり、相手に依頼を受けて内容を引き受ける、あるいは頼み事を承諾するという意味で使われる言葉です。
ビジネスでも使える「承る」の言い換えのお勧め
ここでは「承る」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お引き受けする」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お引き受けするとは、引き受けるの謙譲語で、相手の頼みを承諾する時の表現です。
「ご依頼をお引き受けする予定です」といった形になります。
承るに比較すると言いやすく感じられ、敬語にもうってつけです。
「ご承諾する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご承諾するとは、要求を聞き入れるという意味の「承諾」を用いて、丁寧に述べる言葉です。
「既にご承諾することになっております」などと使われます。
承るに比べても、目上に対する敬語としては最適な種類です。
「ご快諾する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ご快諾するとは、相手の依頼についてこころよく受け入れる意味の「快諾する」を、丁寧に言い表しています。
「良いお話なのでご快諾することになるでしょう」といった用法です。
上記に比べて簡易ながら、敬語に使うにも違和感はありません。
「承る」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「承る」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「承諾する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
承諾するとは、ひとの要求を聞いて受け入れる意味を持っている表現です。
「彼の提案は承諾する見込みです」などと使われます。
この形ではカジュアルですが、承諾は丁寧に言えば敬語にも使うことができます。
「受ける」
◆ 使い方やニュアンスの違い
受けるとは、相手からの提案を引き受ける意味を持っている言葉です。
「依頼については受ける予定です」といった用例になります。
承るに比べると簡易な表現になるので、日常の会話に使いやすく感じます。
「了解」
◆ 使い方やニュアンスの違い
了解とは、物事の内容について理解した上で承認するという意味を持った言葉です。
「お仕事了解しました」などと用いられています。
とてもカジュアルに言い回すことができ、便利に使っていけるでしょう。
まとめ
承るの言い換え語については、上記の他にも存在しています。
承ると意味がよく似ている言葉が多くあるので、ビジネスの敬語で言い表すには支障なさそうです。
