本記事では、「ご報告申し上げます」の言い換え語を解説します。
「ご報告申し上げます」とは?どんな言葉
「報告」は調査結果を伝えること、調べたことを説明することをあらわします。
「申し上げます」は丁寧な敬語なので、目上の方にうやうやしく報告する際に使います。
キャリアが上の方に、近況や調査報告書を伝える際に用いてみましょう。
ビジネスでも使える「ご報告申し上げます」の言い換えのお勧め
ここでは「ご報告申し上げます」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「ご報告いたします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「申し上げます」だと仰々しいと感じる場合は「いたします」に直して用いていきます。
「いたします」には謙譲語としてのニュアンスがあり、話し手を下げるフレーズになってくれます。
「調査結果について、ご報告いたします」のように引用してみましょう。
「ご報告させていただきます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「させていただく」とへりくだった言い方を用いると、場によっては自然な言い回しに聞こえます。
「僭越ながら、先月の売り上げについてご報告させていただきます」のように、ミーティングや会議で用いてみてください。
「お伝えいたします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらも丁寧な言い方です。
改まった言い方にしたいけれども、不自然な言い回しは避けたい時におすすめです。
レポートを読み上げる際にも「私の方から、お伝えいたします」のように使えます。
「ご報告申し上げます」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「ご報告申し上げます」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お知らせします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
敬語としてのレベルが下がった、親しみやすい言い方です。
お知らせとは、広くアナウンスすることをいいます。
複数の方の前で何かを伝えたい時に引用します。
「月末の飲み会について、お知らせします」のように用いてみましょう。
「お答えします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
質問を受けて、それに返す時に使います。
「先ほどの件について、お答えします」のように用います。
「お伝えします」
◆ 使い方やニュアンスの違い
よそで聞いてきたことを、別の人に伝える際に用います。
「講習会で聞いた内容を、お伝えします」のように用いてみましょう。
まとめ
「ご報告申し上げます」について解説しました。
同じような言い方をいくつか学んで、会話の達人を目指してください。