本記事では、「言うまでもなく」の言い換え語を解説します。
「言うまでもなく」とは?どんな言葉
「言うまでもなく」という言葉は、「分かりきっていて改めて言う必要がない」さまや「わざわざ口にするほどの事でもない」様子などを表し、「言うまでもなく学生は勉強するものです」などという表現で使われています。
ビジネスでも使える「言うまでもなく」の言い換えのお勧め
ここでは「言うまでもなく」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「言わずと知れた」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「改めて言わなくてもすでに十分に分かっている」さまや「口に出さずとも理解している」様子などを表し、「言わずもがな」という語とほぼ同じ意味合いの語句として使われています。
「当然のことながら」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「明らかなことですが」や「当たり前ですが」などという意味合いの言葉で、わざわざ説明する必要もないことですが、というニュアンスの表現として用いられる文言です。
「無論(むろん)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「改めて論じる必要のないほど明白である」さまや「わざわざ言う必要のないほどはっきりしている」様子などを示す言葉で、文字が示すように「論ずることは無し」というニュアンスの表現になります。
「十中八九(じゅっちゅうはっく)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「十の内の八か九までの割合」や「ほとんどすべて」などという意味合いで使われており、ほぼ間違いがない場面や状況などを指して使われる四字熟語です。
「言うまでもなく」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「言うまでもなく」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「なるべくして」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「そうなることが当然である」さまや「自分の行いにより導かれた」様子などを表し、漢字では「成る可く」や「成可(なるべく)」などという表記で使われる文言です。
「紛(まぎ)れもなく」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「きわめて明白である」さまや「間違えようがない」様子などを表し、そのもので間違いないというニュアンスの表現として使われています。
「なんてたって」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「何と言ったって」という語句が音変化した言葉で、「何を言っても」や「どのように転んでも」などという意味合いで用いられる文言になります。
まとめ
「言うまでもなく」の言い換えは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで使える語がいくつか存在しています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、使用する際の状況などによって使い分けることをおすすめします。
