本記事では、「行っております」の言い換え語を解説します。
「行っておりますとは?どんな言葉
「行っております」は、「いっております」と「おこなっております」の2つがありますが、ビジネスシーンでは「おこなっております」がよく使われています。
「行って」は、「振る舞って、行動して」といったニュアンスがあり、「おります」は「いる」をへりくだった言い方にした言葉です。
「おこなう」は、物事を前に進めるための行動を指す言葉と言えます。
ビジネスでも使える「行っております」の言い換えのお勧め
ここでは「行っております」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「取り組んでおります」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「取り組み」とは、「物事に向き合うこと、また、試しながら進めること」という意味合いの言葉です。
ビジネスシーンでは、「取り組む、取り組み」などがとてもよく使われているため、使い慣れておくことをお勧めします。
例えば、「新規事業の開発に取り組んでおります」や、「当社はSDG’sの取り組みに参加しております」のように使われています。
「進めております」
◆ 使い方やニュアンスの違い
例えば、「顧客のニーズに寄り添ったサービスの開発を進めております」や、「環境整備に役立つCSR活動を進めております」などが挙げられます。
良い方向に進めていくといったニュアンスが伝えられていることが分かります。
「励んでおります」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「励む」は、「力を注ぐ、尽力する」あるいは、「目標に向かって頑張ること」という意味合いがあります。
例えば、企業PRなどで「弊社では、社員の健康と安全を第一に励んでおります」のように表現されることがあります。
「行っております」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「行っております」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「やってます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「いま、みんなで一生懸命やってます」という言い方をよく見聞きします。
「やってます」は、「やっています」や「行っています」と同じ意味合いであることが分かります。
「しています」
◆ 使い方やニュアンスの違い
例えば、「努力しています」や「終わらせようとしています」のように、現在進行形で進めていることを伝える表現になります。
まとめ
「行っております」は、主に「おこなっております」として活用され、物事を前に進ませるための努力と工夫が伺える言葉です。