本記事では、「滅相もないことでございます」の言い換え語を解説します。
「滅相もないことでございます」とは?どんな言葉
「滅相もないことでございます」の「滅相もない」には、いくつかの意味があります。
1つ目は謙遜を意味する言葉。
上司などから褒められたときに自分を下げ相手の言葉を否定する意味を込めて「滅相もないことでございます」を用います。
2つ目は相手が言ったことを強く否定する際にも「滅相もないことでございます」を使用します。
上司などに「違います」とはっきり伝えることはできません。
そんな時に便利な言葉になります。
そして、3つ目は相手から謝罪があった時の返事です。
取引先などから、「申し訳ない」と謝罪の言葉があった時に謝罪を受けつつ謝っていただくことではないと伝える言葉として用います。
ビジネスでも使える「滅相もないことでございます」の言い換えのお勧め
ここでは「滅相もないことでございます」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「とんでもないことでございます」
◆ 使い方やニュアンスの違い
相手の言葉を強く否定したい時には、「滅相もないことでございます」に変わり、「とんでもないことでございます」を用いることができます。
例えば、上司にお褒めの言葉を頂いたときなどに「とんでもないことでございます」を用います。
「恐れ入ります」
◆ 使い方やニュアンスの違い
取引先などからの行為に身がすくむような気持ちを伝える言葉として、「滅相もないことでございます」の代わりに「恐れ入ります」を用います。
「恐れ入ります」を用いることで、謙虚に感謝している気持ちを伝えることができます。
「恐縮です」
◆ 使い方やニュアンスの違い
謙遜の気持ちをストレートに伝えることができる言葉に「恐縮です」があります。
「恐縮です」は自分を下げ用いる言葉となるため、ビジネスシーンにおいて適切に使用することが可能です。
「滅相もないことでございます」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「滅相もないことでございます」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「とんでもない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
カジュアルな場面では、「滅相もないことでございます」の代わりに「とんでもない」を用いることが可能です。
「あり得ない」
◆ 使い方やニュアンスの違い
カジュアルな場面では、「滅相もないことでございます」の代わりに否定する意味として、「あり得ない」を用いることが可能です。
まとめ
以上のように、「滅相もないことでございます」は様々な言葉に置き換え使用することが可能です。