本記事では、「お納めください」の言い換え語を解説します。
「お納めください」とは?どんな言葉
納めるという言葉は多くの意味を持ちますが、その中に手に入れる、金品を受け取って自分のものにするという意味が含まれています。
お納めくださいは相手に対して、金品などを受け取ってくださいというニュアンスを表す敬語表現になります。
ちなみに、給料や報酬など、受け取って当然のものに用いると不適切となるので注意しましょう。
「つまらないものですが感謝の気持ちです。
どうかお納めください」のように使われています。
ビジネスでも使える「お納めください」の言い換えのお勧め
ここでは「お納めください」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「お受け取りください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
こちらもお納めくださいと同じく、相手に対して、金品などを受け取ってくださいというニュアンスを表した敬語表現です。
お納めくださいに比べると、若干くだけた印象の言い回しになります。
「こちらは弊社の記念品となります。
是非ともお受け取り下さい」のように使われています。
「ご笑納(しょうのう)ください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
笑納とは、つまらないものですが笑って受け取ってくださいという気持ちを表す語です。
ご笑納くださいとすることで、お納めくださいと同じようなニュアンスを表すことができます。
その他、受け取ってもらわなくても構いませんという気持ちも含めて使うこともできる表現です。
「つまらないものですが、どうぞご笑納ください」のように使われています。
「ご受納(じゅのう)ください」
◆ 使い方やニュアンスの違い
受納とは、金品などを受け取って納め入れることを意味する言葉です。
こちらも、ご受納くださいとすることで、お納めくださいと同じようなニュアンスを表すことができます。
「こちらはせめてもの感謝の気持ちですので、どうぞご受納ください」のように使われています。
「お納めください」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「お納めください」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「遠慮なく受け取って」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お納めくださいをシンプルに日常会話表現へなおしたフレーズです。
「旅行のお土産だから遠慮なく受け取って」のように使われています。
「あげる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
お納めくださいをかなりカジュアルにした言い回しです。
「私の使い古しだけどあげるよ」のように使われています。
まとめ
お納めくださいは敬語表現からカジュアルな表現まで様々なフレーズに言い換えができます。
敬語表現では正しい言い回しをしなければ相手へ失礼な印象を与えかねないので、この記事を参考に使い分けをしっかりマスターしましょう。
