本記事では、「お給料」の言い換え語を解説します。
「お給料」とは?どんな言葉
「お給料」とは、「労働や仕事の対価として受け取るお金」を意味しています。
「お給料」は一般的に、「雇われて働いているサラリーマンが労賃として受け取ることができる金銭・金額」の意味を持ちます。
ビジネスでも使える「お給料」の言い換えのお勧め
ここでは「お給料」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「給与」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ビジネスで使うことができる一般的な言い換えとして、「給与」があります。
丁寧語の「お給料」は口語的(話し言葉的)ですが、「給与」は文語的(書き言葉的)というニュアンスの違いがあります。
求人募集などでは「お給料」ではなく「給与」が使われることが多いです。
「年俸」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「年俸」(ねんぽう)とは、プロスポーツ選手などの報酬契約に多く見られる給与の支払い方法で、「1年間分の給与をまとめて支払う・まとめて計算するもの」を意味しています。
「月給制」ではなく「年俸制」という場合、「毎月のお給料」ではなく「1年間まとめての報酬額」が提示されます。
「お給金」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お給金」はビジネスでも使用できる言い換えですが、「お給料」と比べるとやや古臭いニュアンスを持っている違いがあります。
「お給金」は丁寧語の敬語表現であり、「給料として支給されるお金・金額」を意味して使われます。
「お給料」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「お給料」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「稼ぎ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お給料」のカジュアルな言い換えとして、「稼ぎ」を挙げることができます。
「稼ぎ」というのは、「仕事でお金を稼ぐこと・その稼いだお金」を意味しているカジュアルな言い回しです。
家族や友人、恋人など距離感の近い人および生計を共にしている人に使う使い方になります。
「報酬」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「お給料」のカジュアルな言い換えに、「報酬」という言葉があります。
「報酬」というのは、「自分の仕事や働きに応じて得られる収入・報いとなる対価」を意味して使われている言葉になります。
「報酬」には、「仕事のやり甲斐以上に仕事でもらえるお金そのものを目的にしている」といったニュアンスがあります。
まとめ
「お給料」の言い換えには、ビジネスでも使える表現からカジュアルな言い方まで色々なものがあります。
ビジネスでは「給与・年俸・お給金」、カジュアルでは「稼ぎ・労賃」など、状況や相手との関係性に合わせて使い分けましょう。