本記事では、「立役者」の言い換え語を解説します。
「立役者」とは?どんな言葉
元は歌舞伎などの演劇で、主要な役を演じる役者のことを指す言葉です。
転じて物事の成功の中心になった人物、界隈を代表する有力者の意味になりました。
「立役者」の言い換えのお勧め
ここでは「立役者」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「中心人物」
◆ 使い方やニュアンスの違い
中心人物とは、何かの物事を成し遂げる上で主要な役割りをになう人のことです。
「彼が本件の中心人物である」のように用いられます。
立役者に比べて、分かりやすく伝わる言葉です。
「リーダー」
◆ 使い方やニュアンスの違い
リーダーとは、目標を達成するために関係者をたばねて活躍する、指導者や先導者の意味があります。
「この人にリーダーを任せれば安心だ」などと言われるでしょう。
立役者と言うより、リーダーと言うほうがカジュアルな言い方です。
「主役」
◆ 使い方やニュアンスの違い
主役とは、演技をする上での主要な役回りの人を意味する言葉です。
「◯◯さんは主役に相応しい人だ」のように用いることができます。
立役者と同様、演技に関わるなら主役が相応しい言い方です。
「立役者」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「立役者」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Kingpin(キングピン)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Kingpinとは、ボーリングにおけるヘッドピンのことで、転じて中心人物や要となるものを表す英語のスラングです。
「He is the kingpin after all」のように言われるでしょう。
一方キングピンは、カタカナ語として使う機会がほぼありません。
「key person(キーパーソン)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
カギとなる人
key personとは、何かの問題を解決するための鍵を握る人物、あるいは運命を動かすひとを表す英語の表現です。
日本語の中でもよく「この人がキーパーソンだ」のように言われることがあります。
「指導者」
◆ 使い方やニュアンスの違い
指導者とは、何らかの組織に技術を教えて目標にみちびく人のことで、政治や宗教やスポーツなどあらゆる分野に存在します。
「指導者として立派な経歴がある」などと言うことができ、立役者より指導したことを強調できる言い方です。
まとめ
立役者とは重要な任務のことであり、その言い換えには中心人物やリーダーなどがあるのでした。
役者について言い表すなら、主役を選んでみてもよさそうです。