本記事では、「古い建物」の言い換え語を解説します。
「古い建物」とは?どんな言葉
古い建物とは、過去の時代に作られたもので、昔の工法や意匠が見られたり老朽化が進んでいるビルや家屋のことです。
「古い建物」の言い換えのお勧め
ここでは「古い建物」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「古建築」
◆ 使い方やニュアンスの違い
古建築とは、昔に建てられた家やビルなどを表す言葉です。
よく「大正時代の小洒落た古建築」などと用いられることがあります。
古建築と言うほうが、歴史的建造物のニュアンスが含まれる言い方です。
「旧館」
◆ 使い方やニュアンスの違い
旧館とは、古い建物を表す言葉で、特に会社や自宅などで新館が建設された場合に古い方を旧館と呼ぶことがあります。
「おばけが出そうな旧館の雰囲気」などと言うことができるでしょう。
「 歴史的建造物」
◆ 使い方やニュアンスの違い
歴史的建造物とは、民家や神社や洋風建築などあらゆる種類の建物の中で、古くからあって文化的価値が高いものの総称です。
「街を代表する歴史的建造物だ」のように用いられます。
古い建物よりも観光地のニュアンスが含まれるでしょう。
「古い建物」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「古い建物」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Old building(オールドビルディング)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Old buildingとは、古い建物の意味をもつ英語の表現です。
建物を指して「This is a valuable old building」のように言うことができます。
この言い方の場合、日本語の中ではカタカナ語としては使われていません。
「古民家」
◆ 使い方やニュアンスの違い
古民家とは、築年数が経過している住宅のことで、築後50年以上か伝統工法の家のことを表します。
よく「古民家をリノベーションする」などと言い回されるでしょう。
古い建物は建築物の全般なのに対し、古民家は一般住宅に限定的なのが大きな違いです。
「廃墟」
◆ 使い方やニュアンスの違い
廃墟とは、朽ち果てて使われなくなった市街地や建物を意味する言葉です。
「心霊スポットで有名な廃墟」のように用いられることがあります。
廃墟の場合は古い建物の中でも用を成さないのが大きな違いです。
まとめ
古い建物の言い換え語としては、古建築や古民家などを使っていけば問題がないでしょう。
特に価値ある建物には歴史的建造物と表現するのがおすすめです。