本記事では、「初心」の言い換え語を解説します。
「初心」とは?どんな言葉
物事の最初に思い立ったときの心境を表している言葉です。
まだはじめたばかりで慣れていない状態の意味もあります。
「初心」の言い換えのお勧め
ここでは「初心」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「初志」
◆ 使い方やニュアンスの違い
初志とは、はじめの頃思い立った時の目標や希望を表している言葉です。
「初志を忘れず努力する」のように言うことができます。
初心よりも気持ちが強めのニュアンスになるでしょう。
「初一念」
◆ 使い方やニュアンスの違い
初一念とは、何かの物事を行なうはじめに、心に決めた覚悟のことを表します。
「初一念を貫き通す」などと言って初心と似たニュアンスになりますが、しかし通常はあまり使われない表現です。
「最初の気持ち」
◆ 使い方やニュアンスの違い
最初の気持ちとは、物事をはじめた最初の頃の心境を表す言葉です。
「最初の気持ちを思い出して」のように言えば、初心と同じような形になるでしょう。
初志と言うよりもわかりやすい表現です。
「初心」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「初心」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Beginner’s mind」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Beginner’s mindとは、初心者を表す「beginner」、感覚を表す「mind」を用いて、始めた頃の気持ちを表す英語の表現です。
「Remember the Beginner’s Mind」のように言うことができます。
ただしカタカナ語としては用いられることはほぼありません。
「初心者」
◆ 使い方やニュアンスの違い
初心者とは、まだ物事をはじめたばかりで、慣れていない状態の人を表す言葉です。
「まだ初心者だった頃の基本を忘れないで」などと言うことができて、初心の言い換えとしては違和感がありません。
「初学」
◆ 使い方やニュアンスの違い
初学とは、まなび始めの段階であることや、はじめて学ぶことを表している言葉です。
「まだ初学の身ですから」のように用いることができます。
初学というほうが学ぶことに重点を置いた言い方でしょう。
まとめ
初心を言い換えるならば、初志という言い方がぴったり当てはまります。
しかし初一念や初学などあまり聞き慣れない言葉に言い換えても良いかも知れません。