本記事では、「ビリ」の言い換え語を解説します。
「ビリ」とは?どんな言葉
何らかの順位を競っている場面や行列ができている状況などにおける、最後尾や最下位の意味で使われる言葉です。
「ビリ」の言い換えのお勧め
ここでは「ビリ」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「最下位」
◆ 使い方やニュアンスの違い
最下位とは、順位を競ったり地位を比べた時、最も下であることを表す言葉です。
「最下位まで転落する羽目になった」のように言い回すことができます。
最下位というほうが敬語には適切です。
「最後尾」
◆ 使い方やニュアンスの違い
最後尾とは、長い行列や連結している物のうち、もっとも後ろであることを意味する言葉です。
「奇跡的な最後尾からの追い上げ」のように言われることがあります。
こちらも嘲るニュアンスはなく、敬語の中でも使われる表現です。
「どんじり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
どんじりとは、人の人体の後ろに尻があることにちなんだ言い方で、いりばん最後や終わりを表しています。
「どんじりの不運を味わうことになった」のように用いられて、馬鹿にしたニュアンスを含む言い方です。
「ビリ」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「ビリ」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Booby(ブービー)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Boobyとは、最下位の選手を表す英語のスラングです。
日本語の中でも「本日のブービー賞は◯◯さんです」のように言われることがあります。
なおブービーは馬鹿、間抜けなどの嘲る意味があることには留意すべきです。
「ドベ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ドベとは、大阪や愛知など西日本のあたりで使われるビリを表す方言です。
「彼はいつもドベになる」のように用いられ、ビリとの違いは無いですが東日本では意味が通じないことがあります。
「しんがり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
しんがりとは、むかし軍隊のもっとも後ろに付いて敵の追撃を防いだ役割りのことで、転じて最後尾の意味を持つ言葉です。
「しんがりは任せた」のように、最後尾に重要な意味がある時に用いられます。
まとめ
ビリとは最後の存在のことであり、その言い換え語としては最下位、どんじりなどが相応しいのでした。
他にもぺけ、ビリケツなど様々な言い方を見つけられるでしょう。