本記事では、「隠ぺい」の言い換え語を解説します。
「隠ぺい」とは?どんな言葉
何かの都合がわるい物事やネガティブな真相を、意図的に隠してしまうことを表す言葉です。
「隠ぺい」の言い換えのお勧め
ここでは「隠ぺい」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「隠匿」
◆ 使い方やニュアンスの違い
隠匿とは、人に知られては困る悪事や物事を、見られないところに隠す意味の言葉です。
「昔から隠匿されていたことに驚いている」のように用いられます。
隠匿もネガティブな印象が強いニュアンスです。
「秘匿」
◆ 使い方やニュアンスの違い
秘匿とは、物事を隠して誰かに知られないようにすることを意味しています。
「これは秘匿にする必要がある」などと言うことができるでしょう。
秘匿というほうがネガティブなニュアンスは少なめです。
「覆い隠す」
◆ 使い方やニュアンスの違い
覆い隠すとは、物事の上にものを被せることによって、他の人から知られないようにすることを表します。
「すっかり覆い隠されて検討もつかない」のように言い表すことが可能です。
「隠ぺい」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「隠ぺい」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Conceal(コンシール)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Concealとは、隠すことや秘密にするという意味をもつ英単語です。
英語で「I concealed behind the building」などと言い表せるでしょう。
日本語ではコンシールをカタカナ語で用いる機会はあまりないですが、「コンシールファスナー」などの名詞として見かけることがあります。
「隠し立て」
◆ 使い方やニュアンスの違い
隠し立てとは、何らかの事実を秘密とすることや、聞かれても知らないふりをすることです。
「隠し立てしようとしても無駄だ」のように言われることがあります。
「白を切る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
白を切るとは、知っているにもかかわらず、知らないと言い張って隠し立てようとすることです。
「まだそんなに白を切るつもりか」のように用いられ、隠蔽する様子を言い表すことができます。
まとめ
隠ぺいとは都合が悪い物事を隠す意味があり、言い換え語としては隠匿や覆い隠すなどが存在するのでした。
白を切るのように、知らんぷり系に言い換えてみても良さそうです。