本記事では、「細部」の言い換え語を解説します。
「細部」とは?どんな言葉
物事の細かい部分をあらわす言葉です。
「細部にいたるまで調べ上げる」のように用いられます。
「細部」の言い換えのお勧め
ここでは「細部」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「詳細」
◆ 使い方やニュアンスの違い
詳細とは、こまかなところに至るまで詳しい状況を表す言葉です。
「出来事の詳細はこちらにあります」のように用いられるでしょう。
細部に比べて知識や観察のニュアンスがあります。
「委細」
◆ 使い方やニュアンスの違い
委細とは、こまごまと詳しい様子を表す言葉です。
「もう少し委細を教えてください」などと言うことができ、詳細に近い言い方ができます。
「細かい所」
◆ 使い方やニュアンスの違い
細かい所とは、物事のある部位や隅々について表す言葉です。
「彼は細かい所まで手が届く」といった用法ができます。
細部よりもカジュアルな言い方になるでしょう。
「細部」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「細部」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Detail(ディテール)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Detailとは、細部や詳細などの意味がある英単語です。
英語では「Works with attention to detail」のように使うことができ、日本語でも「ディテールにこだわって仕上げする」のような表現ができます。
「きめ細やか」
◆ 使い方やニュアンスの違い
きめ細やかとは、人の皮膚や物の表面を表している「きめ」がなめらかなことや、物事に気を配って対処する意味の表現です。
「きめ細やかに対処をする」などと用いられるでしょう。
細部に比べると柔らかな印象があります。
「細々(こまごま)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
細々とは、こまかく雑多である様子を表す言葉です。
「そんな細々としたことはどうでもいい」のように言うことができます。
細々と言うとあまり重要ではないニュアンスが強めです。
まとめ
細部を言い換えられる言葉には、「細」を使ったものが目立っていました。
委細やディテールなどを選んでおけば支障なさそうです。