本記事では、「同封する」の言い換え語を解説します。
「同封する」とは?どんな言葉
相手に何かを送る状況の人が、封筒の中にメインの書類と一緒に他のものを入れる時に使う言葉です。
ビジネスでも使える「同封する」の言い換えのお勧め
ここでは「同封する」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「同送する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「同送する」は「別のものと一緒に送ること」を意味する言葉で、「同封する」の言い換えとして使用できます。
ビジネスで使うときは、「する」をさらに丁寧に表した「いたします」と組み合わせて「A商品とB商品を同送いたします」のように使用するのが一般的です。
上司や取引先など目上の人にも使用可能です。
「同梱する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「同梱する」は「ひとつの荷物の中に一緒に入れること」を示す言葉です。
「同封する」が「封筒の中に一緒に入れること」を指すのに対し、「同梱する」は「封筒よりも大きな小包や箱などに別のものを一緒に入れる」ニュアンスがあります。
「商品の取扱説明書を同梱いたします」のように使います。
「併せて送付する」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「併せて送付する」は「二つ以上のものを一緒にまとめて送る」といった意味合いがある言葉です。
「納品書も併せて送付いたしますのでご確認ください」などのように使用します。
上司だけでなく、取引先や顧客などに対しても用いることが可能です。
「同封する」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「同封する」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「まとめて送る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「まとめて送る」は「個別のものを集めて送ること」を示し、複数のものを一緒に送る際に使用する言葉です。
「来週までにまとめて送ります」などと使われます。
より丁寧に「まとめてお送りいたします」と表現すると目上の人にも使うことが可能です。
「セットで送る」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「セットで送る」は「組み合わせて一揃いにして送る」という意味がある言葉です。
「本体と付属品をセットで送ります」のように使われます。
カジュアルな印象を与える可能性が高いため、同僚や後輩など気さくな間柄で使うことが望ましいでしょう。
まとめ
「同封する」の言い換えは、敬語からカジュアルまで多岐にわたって存在します。
「まとめて送る」のようなカジュアル向けの言葉も、言い方を工夫することで敬語に取り込むことが可能です。
ぜひ参考にして、シーンや相手に応じて使い分けてください。
