本記事では、「尻」の言い換え語を解説します。
「尻」とは?どんな言葉
人を含む哺乳類などの生物の背面にあり、腰より下から太腿より上の間にある部分を意味しています。
「尻」の言い換えのお勧め
ここでは「尻」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「おしり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
おしりとは、尻に丁寧語の「お」を付けた丁寧な言い方です。
「何故かおしりが痛い」のように用いられます。
一般的には尻やケツよりも、おしりが多用される傾向にあるでしょう。
「ケツ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ケツとは、人や動物などの背面にある尻の部分を表している言葉です。
本来は尻の穴をケツと呼んでいたのが、尻自体をそう呼ぶようになりました。
「原付に2ケツして怒られました」などと使われますが、ケツと言うと尻やお尻よりも卑俗な言い方です。
「臀部(でんぶ)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
臀部とは、尻を表す医学用語です。
「臀部の怪我を治療する」のように用いられます。
臀部というほうが卑猥な印象もなく、敬語の中でもよく使われる表現です。
「尻」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「尻」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Buttocks(ボトックス)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Buttocksとは、尻の部分を意味する英単語です。
英語では「My buttocks hurts for some reason」などと用いられています。
しかしボトックスは、日本語のなかでは馴染みが薄い言葉です。
「ヒップ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
ヒップとは、尻を意味する言葉として使われている英語由来のカタカナ語です。
「もっとヒップのあたりを意識して」のように用いられるでしょう。
しかし英語の本来の意味は「腰の両側の出っ張った部分」になります。
「御居処(おいど)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
御居処とは、お尻のことを意味する京都弁の表現です。
「御居処を冷やさないよう」などと言うことができます。
しかしほぼ京都人が使う言葉であり、一般的に用いられることは滅多にありません。
まとめ
尻の言い換え語では、おしり、ケツ、臀部などが一般的なのでした。
日本で多用されるヒップの使い方については、気をつける必要がありそうです。