本記事では、「風味」の言い換え語を解説します。
「風味」とは?どんな言葉
さまざまな飲食物が含んでいる、おもむきのある味と香りを意味しています。
また物事のおもむきや気風をも表す言葉です。
「風味」の言い換えのお勧め
ここでは「風味」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「味わい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
味わいとは、食べ物から得られる味覚のことや、食べること、物事の趣きなどを意味しています。
「とても味わい深いコーヒー」といった用法ができるでしょう。
「味覚」
◆ 使い方やニュアンスの違い
味覚とは、口に入れてわかる甘さや辛さなどの感覚を表す言葉です。
「濃厚なミルクの味覚が大好きだ」などと用いることができます。
味覚の場合には、風味よりもそれぞれの感覚に比重を置くことになるでしょう。
「美味しさ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
美味しさとは、料理の味覚を始めとして、見た目や食感や香りなど五感を通して得られるものです。
「得も言われぬ美味しさだ」のように言うことができます。
「風味」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「風味」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Flavor(フレーバー)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Flavorとは、食べ物を口に含んだ時の、香りと風味を表す言葉です。
英語では「I like the flavors of sushi」と表すことができます。
日本語でも「レモンのフレーバーがたまらない」のようにカタカナ語として用いられますが、香りの意味で使われる傾向にあるようです。
「食感」
◆ 使い方やニュアンスの違い
食感とは、口腔の中や喉で受け取ることのできる感触のことです。
「素麺のつるりとした喉越し」「みかんのさっぱりした口当たり」のように言い表せるでしょう。
食感の場合には、味はほとんど関係がないと言えます。
「歯ごたえ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
歯ごたえとは、食べ物などを噛んだ時に感じられる反応のことです。
「ナシはシャキシャキとした歯ごたえだ」のように表現できます。
風味とは違って、基本的に味には関係がない表現です。
まとめ
風味とは食べ物から得られる味や香り、物事の趣きのことであり、言い換え語としては美味しさやフレーバーなどがあるのでした。
ただ食感や歯ごたえと言うと、味覚との関係がなくなることは留意すべきところです。