本記事では、「舌足らず」の言い換え語を解説します。
「舌足らず」とはどんな言葉か
「舌足らず」は「したたらず」と読みます。
「舌足らず」は「舌の動きがなめらかではなく、物言いがハッキリしないこと」という意味があります。
例えば、誰かの話し方を聞いて、なめらかに感じられない時、「舌足らずな話し方をする人」などと表現することができます。
また「舌足らず」には「言葉数が足りないため、十分に言い尽くせていないこと」という意味があります。
ある文章を読んだ時に、説明不足だと思った場合、「舌足らずな文章だ」などと表現できます。
「舌足らず」の言い換えのお勧め
ここでは「舌足らず」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「言葉足らず」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「言葉足らず」は「ことばたらず」と読みます。
「言葉足らず」は、「十分に説明できていないこと」という意味があります。
「舌足らず」が持つ、「言葉数が足りずに、十分に言い尽くせていないこと」と同じような意味があり、言い換えることができます。
「口下手」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「口下手」は「くちべた」と読みます。
「口下手」は「話すことが不得意で、思ったことを上手に表現できないこと」という意味があります。
そのため、上手に自分の思いを言葉にできない人は、「口下手な人」と呼ばれ、「口下手なので、告白に失敗する」などという文章にできます。
「舌もじり」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「舌もじり」は「したもじり」と読みます。
「舌もじり」は「舌がもつれること」という意味があります。
「舌たるい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「舌たるい」は「したたるい」と読みます。
「舌たるい」は「物の言い方が、甘えた調子である様子」という意味があります。
「あの女性は、舌たるい話し方をする」などと表現できます。
まとめ
「舌足らず」という言葉の意味や、言い換えられる言葉についてみてきました。
ハッキリとした話し方ができない人を見た時や、言葉数が足りずに、説明できていないような場合に「舌足らず」という言葉を使ってみましょう。
また、類語を知っておくことで、表現力が増すのではないでしょうか。