本記事では、「封印」の言い換え語を解説します。
「封印」とは?どんな言葉
ある物や容器の中身の開封や使用を禁止するために、封じた上に印となるものを貼り付けたりすることです。
「封印」の言い換えのお勧め
ここでは「封印」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「厳封」
◆ 使い方やニュアンスの違い
厳封とは、重要度のたかい書類などを普段よりも厳重に閉じることを意味しています。
「その書類は厳封してください」のように用いられることがあります。
厳封する場合には封印や封字が使われるのも一般的です。
「シール」
◆ 使い方やニュアンスの違い
シールとは、封印として貼り付けるための、粘着性のある紙を表す英語由来の言葉です。
「ちゃんとシールで閉じて」のように使われ、封印と同じような意味合いになります。
「開封厳禁」
◆ 使い方やニュアンスの違い
開封厳禁とは、封筒や荷物を開けることを強く禁じるための言葉です。
開封厳禁の張り紙が貼られたり、文字が記されることがあります。
「箱に開封厳禁シールを貼って」のように用いることが可能です。
「封印」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「封印」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「Sticker(ステッカー)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
Stickerとは、長期使用が可能な耐水性や耐候性を持っている、粘着性のある封印(シール)を意味する英単語です。
「フタにステッカーを貼る」のようにカタカナ語として使われています。
ステッカーは表示のためのラベルの役割を果たすこともしばしばです。
「封字」
◆ 使い方やニュアンスの違い
封字とは、封筒などが人に開かれることを防いだり、未開封であることを証明する文字です。
綴じ目の部分に「〆」「締」「封」などが書かれます。
「封筒には封字書き入れました」のように用いることができるでしょう。
封字は封印の代わりとしても役立ちます。
「封緘(ふうかん)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
封緘とは、綴紐(とじひも)の意味がある「緘」を用い、手紙などの封筒を閉じるための容器を表している言葉です。
「今回は封緘を使うことにしました」のように言うことができます。
封筒の代わりとして封緘が用いられることがあるでしょう。
まとめ
封印の言い換えとしては、シールやステッカーが用いられやすいようです。
封印する作業の代用としては、封字や封緘を使うこともできるでしょう。