本記事では、「見積もり」の言い換え語を解説します。
「見積もり」とは?どんな言葉
「見積もり」という言葉は、「特定の商品やサービスなどの料金を提示する」さまや「仕事や作業などの工賃(こうちん)や手数料などを算出する」様子などを表し、「新しい観光ツアーについてのお見積もりをいただきたいのですが」などという表現で使われる文言です。
ビジネスでも使える「見積もり」の言い換えのお勧め
ここでは「見積もり」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「予算(よさん)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「特定の目的のためにあらかじめ計算した費用」あるいは「前もって必要な金額を想定(そうてい)する」様子などを表し、事業や業務などにおいて事前に決めておいた数値的な目標を指して使われる文言になります。
「胸算用(むなざんよう)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あることについて他人に分からないように心の中で計算する」さまや「ある場面などを頭の中で具体的にイメージする」様子などを表し、場合によっては「むねざんよう」または「むねさんよう」などという読み仮名が使用されることもあります。
「推計(すいけい)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あることについて推し量る」さまや「数値を計算することで大体の見通しを立てる」様子などを表し、「夏休みの海外旅行者数の推計は去年よりも増えています」などという表現で使用されています。
「見積もり」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「見積もり」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「見立(みた)て」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「ある事柄について状況などをふまえて判断する」さまや「複数のものの中からひとつだけ選択する」様子などを表し、あるいは「病気や怪我などについて診断する」などというニュアンスでも使われる表現です。
「もくろみ」
◆ 使い方やニュアンスの違い
漢字では「目論見」と表記される言葉で、「口には出さない心づもり」あるいは「他人には話せない計画」などというニュアンスで使われる文言になります。
まとめ
「見積もり」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。
