本記事では、「それに」の言い換え語を解説します。
「それに」とは?どんな言葉
「それに」という言葉は、前述した物事にある内容をつけ加える際に使われる言葉で、「それなのに」または「そのうえ更に」などという意味合いで使われており、「それにしても失敗した理由は納得できませんね」などという表現で使用されています。
ビジネスでも使える「それに」の言い換えのお勧め
ここでは「それに」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「加えて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
既に存在しているものにさらに他のものを添えて合わせる際に使われる言葉で、「その上」または「追加(ついか)として」などというニュアンスで用いられる言い回しで、「コーヒーに砂糖とミルクを加えてください」などという表現で使われています。
「繰り返し」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「一定の時間内で同じような動作を何度も行う」さまや「同様の行動を反復(はんぷく)する」様子などを表し、「続けて行う」あるいは「復唱(ふくしょう)する」などというニュアンスで使用されています。
「並(なら)びに」
◆ 使い方やニュアンスの違い
前と後ろにある2つの事柄をつなぐ際に用いられる言葉で、「および」ないし「共に」などという意味を持っている表現で、「参列者の方々、並びに生徒一同(いちどう)はご着席ください」などという表現で用いられています。
「それに」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「それに」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「おまけに」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「商品やサービスなどを利用してくれたお客さんの得になるようなことを行う」さまや「それに加えて」などという意味合いの言葉で、ほとんど目にすることはありませんが漢字では「御負け」と表記される文言です。
「はたまた」
◆ 使い方やニュアンスの違い
漢字では「将又」と表記される言葉で、「それともまた」ないし「一方では」などという意味を持っており、「失敗したのは油断が理由か、はたまた力不足だったのか」などという言い回しで使用されています。
まとめ
「それに」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。
