本記事では、「話される」の言い換え語を解説します。
「話される」とは?どんな言葉
「話される」という言葉は、目上の人や偉い人などが「あることについてお話しになる」さまや「話を始める」様子などを表し、「取締役が会社の歴史や沿革などについて話される」などという表現で使用されています。
ビジネスでも使える「話される」の言い換えのお勧め
ここでは「話される」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「公(おおやけ)にされる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あることについて世間の人々に知らせる」さまや「事実や真実などを公表する」様子などを表し、「公」という語は「国や官公庁などにかかわる」または「世間一般」などというニュアンスで用いられる文言です。
「暴露(ばくろ)される」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「不正や秘密などが暴(あば)かれる」さまや「人々に知られたくないことを公表されてしまう」様子などを表し、隠しておきたかった悪事や不誠実なことなどを明るみに出すなどというニュアンスで用いられる言い回しです。
「晒(さら)される」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「人から見えるようにしておく」さまや「それまで隠していたものを明るみに出す」様子などを表し、「晒(さら)す」という語は本来は「日光や風などに当てて干す」などというニュアンスで用いられる表現です。
「話される」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「話される」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「明かされる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あることが明らかになる」さまや「知られていなかったことが知れ渡るようになる」様子などを表し、「長らく隠されていた真実が今明かされる」などという表現で使用されています。
「バラされる」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「他人が知られたくないことを明るみに出す」さまや「隠していたことなどを他の人に言われてしまう」様子などを表し、「隠して置いたお菓子のありかをバラされる」などという表現で用いられています。
まとめ
「話される」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。