本記事では、「弊害」の言い換え語を解説します。
「弊害」とはどんな言葉か
「弊害」は「へいがい」と読みます。
「弊害」は「害になること」「他に悪い影響を与える物事」という意味があります。
例えば、職場にやる気がない人がいることで、職場全体に悪い影響を与えることがあります。
このような場合は、「やる気のない社員が弊害を及ぼす」などと言う文章にすることができます。
「弊害」の言い換えのお勧め
ここでは「弊害」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「害悪」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「害悪」は「がいあく」と読みます。
「害悪」には「他に災いを与えるような、良くないこと」という意味があります。
「害悪」と「弊害」はとてもよく似た意味を持つ言葉のため、言い換えに使うことができます。
「やる気のない社員は、職場の害悪だ」などという文章にすることができます。
「有害」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「有害」は「ゆうがい」と読みます。
「有害」には「害があること」という意味があります。
その存在の中に、害が含まれていると感じるようなとき、「有害」と呼ぶことがあります。
人体に害を与える物資は「有害物質」と呼ばれます。
「害」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「害」は「がい」と読みます。
「害」には「悪い影響や結果を及ぼす物事」という意味があります。
例えば、体に悪い影響を与える食べ物は「健康に害がある食べ物」と表現できます。
「弊害」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「弊害」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「evils」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「evils」は「弊害」という意味がある英語で、「エビルズ」と読みます。
弊害という言葉を英語の文章にしたいときに使ってみましょう。
「害毒」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「害毒」は「がいどく」と読みます。
「健全な物を傷つけて、損なうもとになるもの」という意味があります。
特に、社会に悪影響を及ぼすような物事について「害毒」と呼びます。
例えば、残酷なシーンが含まれる映画や、アダルト表現が含まれる動画などは「青少年に害悪を流す作品」などと呼ばれます。
まとめ
「弊害」という言葉の意味や類語についてみてきました。
「弊害」という言葉を、他の言葉で言い換えたいときに、「害悪」という言葉などを使ってみてはいかがでしょうか。