本記事では、「合意」の言い換え語を解説します。
「合意」とは?どんな言葉
「合意」は「ごうい」と読み、お互いの意思が合致することを指す言葉で、「合う」+「意思」という意味合いで成り立っているといえます。
ある物事に対する見方や考え方は人それぞれに違うものですが、それが相手と同列になれば、話し合いやコミュニケーションが円滑になるため、「合意」に向けて会議や議論がなされるわけです。
そこで、相手と意思疎通が取れて、同じ考え方に達することを「合意に達した」と表現できます。
また、「合意した」は、お互いの意思が合致した状況を表した言い方となります。
「合意」の言い換えのお勧め
ここでは「合意」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「同意見」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「意見」は、物事に対する見方や考え方を指す言葉で、相手と同じ意見を持つ状況を「同意見」と表現することができます。
「私もあなたと同意見です」と述べると、相手と意思が合致している状況を伝えることができるわけです。
「同じ考え」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「私たちもあなたと同じ考えです」という言い方がよく使われています。
物事に対する考え方が相手と合致している状況を表す言葉といえます。
また、大まかな考え方が同じであるのか、細部に渡り同じであるのかは、その後のコミュニケーションで確認し合う流れとなるでしょう。
「話が合う」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あなたとは話が合いますね」というフレーズがよく使われています。
趣味や思想、物事の捉え方が相手と同じ、あるいは相性が良い状況で用いられる表現です。
「合意」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「合意」の類語や類義語のお勧めを詳しく紹介します。
「agreement」
◆ 使い方やニュアンスの違い
英語で「合意」は、「アグリーメント」といいます。
パソコンにソフトやアプリをインストールする際に、約款などへの合意が求められますが、「I agree」というボタンが表示されるのを見たことがあるでしょう。
これは、「私は合意します」という意味になるわけです。
「同意」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「同じ」+「意思」あるいは「意見」である状況を「同意」と表現することができます。
「相手からのアイデアに同意した」と使い方ができ、相手からの提案や要求に対して、了承するニュアンスを持っている言葉です。
「同感」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「同じ」+「感じ方」である状況を指し、相手と意思が同じというニュアンスとして使われているのが「同感」です。
「同じ」+「感想」として捉えた場合、個人的な意見というニュアンスが強まるため、カジュアルな表現に近づく言い方になります。
まとめ
いかがでしたか。
「合意」はフォーマルな場面に相応しい言葉です。
類義語の「同意」は、相手からの提案などに応じる際に使われるため、使い分けが必要となります。