本記事では、「様々」の言い換え語を解説します。
「様々」とは?どんな言葉
「様々」とは、「物事の種類・分類がたくさんあるさま」を意味している言葉です。
「様々」という言葉には、「一つの種類や一つの状態だけではなく、たくさんのバリエーション(違う種類)がある」といった意味のニュアンスがあります。
「様々」の言い換えのお勧め
ここでは「様々」の言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「色々」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「様々」とほとんど同じ意味合いで使える言い換えとして、「色々」があります。
「色々」という言葉の意味も、「たくさんの種類・性質・状態があるさま」になります。
ただし、「様々」は文語(書き言葉)の表現として使われやすいのに対して、「色々」は口語(話し言葉)として使われやすい違いがあります。
「雑多」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「雑多」という言い換えは、「一つの種類やモノだけではなく、色々なモノが混ざっているさま」を意味しています。
「雑多」には、「純粋・一様ではなく色々なモノが混合している」というニュアンスがある違いがあります。
「様々」の類語や類義語・英語での言い換え
ここでは「様々」の類語・類義語・英語での言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「多種多様」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「様々」の類語として、「多種多様」を挙げられます。
「多種多様」という四字熟語は、「いろいろな種類や状態があるさま」を示唆しています。
例えば、「その広い本屋には多種多様な書籍が並べられていました」のような例文で使う使い方になります。
「種々雑多」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「様々」の類義語として、「種々雑多」があります。
「種々雑多」の四字熟語は、「いろいろな種類のものが混ざっているさま・一つの種類や物事だけではなくたくさんのモノが混合している」という意味のニュアンスを持っています。
「various」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「様々」を、英語で言い換えると“various”になります。
“various”という英語は、「色々な種類があるさま・多様性がある状態」を意味しています。
“various”の名詞形が“variety”になります。
まとめ
「様々」の言い換えには、類語・類義語・英語など色々な言葉があります。
一般的な言い換えとして「色々・雑多」、類語・類義語・英語の言い換えとして「多種多様・various」などを挙げられます。
状況や相手に合わせて言い換えの言葉を使い分けましょう。