本記事では、「どのくらい」の言い換え語を解説します。
「どのくらい」とは?どんな言葉
「どのくらい」は、物事の数量や程度を相手に尋ねる時に使う言葉です。
また、定まっていない数量を表現する際に使うこともあります。
ビジネスでも使える「どのくらい」の言い換えのお勧め
ここでは「どのくらい」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「どれほど」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「どれほど」は数量や程度が不明な時に用いる言葉で、「どのくらい」の言い換えとして使用できます。
「この不祥事がどれほどの影響を及ぼすのかお伺いしたく存じます」のように使います。
そのほか、限度が把握できないほど多い数量に対して使用されることもあります。
「どのくらい」と比べるとかしこまった印象が感じられる表現で、「どれ程」と表記される場合もあります。
「いかほど」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「いかほど」は、主に物事の「程度」や「分量」、「価格」を尋ねる場面で使用する言葉です。
「この商品はいかほどになりますでしょうか」のように使います。
また、「物事の量や程度が多い」という意味で使用されることもあります。
どことなく品が感じられる表現で、「どのくらい」の丁寧な言い換えとしてフォーマルなシーンでも使用できるでしょう。
漢字を使って「いか程」と記される場合もあります。
「どのくらい」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「どのくらい」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「どれくらい」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「どれくらい」は「どんな程度」を示す言葉で、「どのくらい」と同じ意味で用いることが可能です。
気軽に「この料理に使う醤油の適量はどれくらいだったか」などと使われます。
かしこまった表現ではないため、ある程度親しい人に対して使用することが適切でしょう。
「どの程度」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「どの程度」も物事の程度を尋ねる時に使用する言葉で、「どのくらい」の言い換えとして使用できます。
カジュアルに「業務がどの程度まで進んだか教えてほしい」のように使われます。
まとめ
「どのくらい」の言い換えは、敬語からカジュアルまで幾つも存在しています。
少し言い方を変えるだけで、改まった印象にもなり、気さくな印象にもなることが分かります。
ぜひ参考にして、状況や相手に応じて使い分けてみましょう。