本記事では、「さらに」の言い換え語を解説します。
「さらに」とは?どんな言葉
漢字では「更に」と表記する「さらに」という言葉は、同じようなことが重なったり新たに加わったりする際に使われており、「前にも増して」または「より一層(いっそう)」などというニュアンスで使われる言い回しで、「離婚してさらに子供まで失いました」などという表現で使われています。
ビジネスでも使える「さらに」の言い換えのお勧め
ここでは「さらに」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「重(かさ)ねて」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「あるものの上に別のものを置いていく」さまや「同じ動作を何度も繰り返す」様子などを表し、「重ねてお詫び申し上げます」などという表現で使用されています。
「度々(たびたび)」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「同じことが何べんも繰り返される」さまや「いつも同じことを行う」様子などを表し、「度々ご迷惑をおかけして申し訳ございません」などという表現で用いられています。
「格段(かくだん)に」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「程度や勢いなどが普通よりもはなはだしい」さまや「前の状態よりも大きく改善されている」様子などを表し、「メンバーを入れ替えたら各段に良くなりましたね」などという表現で使用されています。
「さらに」のカジュアルな言い換えのお勧め
ここでは「さらに」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。
「以前にも増して」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「いっそう程度が甚だしくなっている」さまや「前の状態よりもずっと」などという意味合いの言葉で、状態の良し悪しを問わず前と大きく異なっているなどというニュアンスで使われる言い回しで、「以前にも増してシステムの不具合が目立ちますね」などという表現で使用されています。
「もっと」
◆ 使い方やニュアンスの違い
「程度がそれ以上に」または「前よりもずっと多く」などという意味合いで使われており、「お休みをもっと欲しい場合は遠慮なく言ってください」などという表現で用いられています。
まとめ
「さらに」の言い換えは、ビジネスシーンから日常会話などのカジュアルな場面まで使える語がいくつか知られています。
それぞれの言い回しには微妙なニュアンスの違いがありますので、さまざまな場面や状況などによって使い分けることをおすすめします。
